ワイン検定シルバークラスが近づいてきました。
ブロンズクラスは年に2回ありますが、シルバークラスは年に1回のワンチャンスです!今年は10月7日が申し込みの締め切りなので、ブロンズを合格された方は是非次のステップにチャレンジしてみてください。
シルバークラスではレストランやワインショップでソムリエに相談したりアドバイスをもらいながら、好みのワインを選んでいくための知識を習得します。
下のクラスのブロンズクラスに比べるとテキストの内容も難しくなり暗記量も増えますが、合格すれば飲食店でワイン選びがスマートにできるようになります。
試験当日に2時間の講習があり、その後に試験をします。当日の講習だけではワインの魅力を全てお伝えできないので、事前にオンライン勉強会を予定しています。もちろん無料です。
Diploma受験生を通じて、さらにパワーアップした講師がテキストの範囲を超えてワインの魅力をたっぷりお伝えします。
是非ワインラバーの方の参加をお待ちしています!!
申し込みはこちら👉https://www.winekentei.com/
当方の開催はこちら👉日程:11月5日(日) /会場:兵庫県(西宮市民会館 )/ 講師:川見綾子
投稿者: Aya & Wine
WSET Level 3を終えて
WSET Level 3の勉強にキャプラン(ワインスクール)に通い始めたのが2022年4月。
そして試験が2022年10月。
結果が届いたのが2023年2月。結果が分かるまで長い・・・(T . T))
なんとか無事に合格できました。
思い起こせば本格的にワインの勉強を開始したのが、2021年のワインエキスパート。ここまでスムーズに一発合格できているのは、努力もありますが戦略的・計画的に勉強を進めた結果だと思っています。
ですので、これからWSET Level 3に挑戦される方々に、「効率よく、そして少しでも楽しく勉強を進められて、もっとワインを好きになってもらえれば!」の想いから自身の勉強方法を厚かましくも共有しようと思います。
私がWSET の勉強を始めた時に、ウェブ上の色んな方の体験談やアドバイスにとても助けられたので、私もオープンに情報を共有することで社会へ恩返しできましたら幸いです。ベストな勉強方法は人それぞれですので、是非参考程度に読まれてください。
【筆記対策】
キャプランの WSET Level 3のコースが始まったのが2022年4月。
授業中はものすごいスピードで進行してきました。試験対策を忘れるほど内容はとても面白いのですが、なにせ物凄い情報量で(当たり前・・・)乱雑な字でメモを取るのが精一杯でした。間にテイスティングを何度か挟むので、テイスティングをした後の文字はもっとひどい・・・(笑)
コースの後半は吐器に吐き出していましたが、美味しいワインが多いので、飲み込みたくなるんですよね(笑)
授業は2週間〜1ヶ月に1回のペース。
授業が終わった翌日は授業中のメモを忘れない内に、ノートにまとめました。その後の1〜2週間で、授業で習った箇所の復習。
復習が終われば1週間で次の授業の予習をしました。予習と復習はノートを自作しました。暗記する箇所を薄い赤字にして、その上に赤い透明シートを被せて暗記しました。↓こんなイメージです。

ノートは手書きが苦手なので、パワーポイントで作成しました。エクセルでまとめられる方もいらっしゃいますが、私はエクセルよりパワーポイントの方が使い易いと感じました。但し、人によって使いやすいツールは、手書き、エクセル、パワーポイント・・・など様々と思います。
予習と復習はThirty Fifty(https://www.thirtyfifty.co.uk/)を活用して、Flash Cardsで予習、Flash CardsとExam Questionsで復習をしました。
色々と自分にベストな勉強法を試行錯誤して探りつつ、最終的に辿り着いた方法は下記です。ベストな方法に辿りつくまでが本当に苦戦しました。
準備:
まず準備としてWSETのテキストや資料にはタイトルシートを貼りました。これをしてから一気に勉強がしやすくなりました。

予習:
- 次の箇所のテキストを読む
- Flash Cardsで出てきた箇所をテキストに線を引く。もしくはテキストにメモる。

復習:
- 授業中のメモをノートにまとめる。
- 予習でテキストに線を引いた箇所をノートにまとめる。
- その際に、暗記する箇所を薄い赤字で表記して、透明の赤いシートで隠して暗記する。
- ノートは、産地毎に「テロワール」「ブドウ品種」「栽培」「醸造」「熟成」「市場」の6つの要因に分けてまとめました。
【テイスティング対策】
テイスティングを効率良く対策するために、8月からアカデミー・デュ・ヴァンのソムリエ・ワインエキスパートの二次試験対策講座に何度か通いました。
WSETとJSAで若干の違いは(個人的には)感じていますが、ワインの本質は当然ながら同じですので、しっかり対策できました。
テイスティング用語は全て暗記して、自宅でのテイスティング練習を空で書けるようにしました。
【本番直前(1ヶ月半前)】
9月前半までは授業の予習と復習が精一杯で暗記は全て1度のみ。反復はできませんでした(トホホ)。9月半ばになって残り1ヶ月半になったところで、本格的に受験対策を始めました。
順番は以下です。
1.それまでまとめたノートを再度暗記。
2.キャプランの授業や宿題で出された記述練習問題と、Thirty FiftyのExam Questionsを復習。完璧に解答できるまで何度も反復。
3.選択問題対策。
選択問題対策は直前1ヶ月前になってやっと始めました。遅っ ∑(゚Д゚)
無料アプリを利用して、通勤時間などの隙間時間にひたすら繰り返し解きました。私が利用したのは↓です。
https://www.terre-wine.com/blogs/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97/wset-level-3-%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA
4.本番と同じ時間に本番シミュレーション。
テイスティングと筆記の模試を何度か行いました。テイスティングはワインを赤と白を2つ用意しました。但し、どんなワインかは分かってしまっているので完全に本番シミュレーションはできません。筆記問題はThirty FiftyのMock Examを利用しました。何度か繰り返しシミュレーションをしてみると、試験慣れか、回数を重ねる度に点数も上がってきました。本番1週間前までに、筆記試験は大体90%くらいまでは正解できるようになっていました。
5.本番まで残りの1週間は新しく暗記はせずに、これまで解いてきた選択問題と記述問題を何度も繰り返しました。
6.試験3日前から勉強のペースを落とし、本番に体調を万全の状態に持っていくことを意識しました。なので、あえて前日は何も勉強せずに睡眠を沢山取りました。
以上の内容を計画表として作成して(これはエクセルで作成・・・)、計画は前進する毎にずれてくるので、その度に計画を立て直していきました。仕事でPDCAを繰り返すイメージです。
これを読んでいただいている方は、WSET Level 3に挑戦される方と思います。
WSET Level 3の勉強は決して楽なものでないですが、みなさん、頑張ってください!!
私も次はDiplomaに挑戦します!!
ワイン検定シルバークラスの講師します!
ワイン検定シルバークラスが近づいてきました。
ブロンズクラスは年に2回ありますが、シルバークラスは年に1回のワンチャンスです!今年は10月27日が申し込みの締め切りなので、ブロンズを合格された方は是非次のステップにチャレンジしてみてください。
シルバークラスではレストランやワインショップでソムリエに相談したりアドバイスをもらいながら、好みのワインを選んでいくための知識を習得します。
一つ下のブロンズクラスに比べるとテキストの内容も難しくなり暗記量も増えますが、合格すれば飲食店でワイン選びがスマートにできるようになります。
試験当日に2時間の講習があり、その後に試験をします。当日の講習だけではワインの魅力を全てお伝えできないので、事前にオンライン勉強会を予定しています。もちろん無料です。
WSET Level 3の試験を終えてさらにパワーアップした講師がテキストの範囲を超えてワインの魅力をたっぷりお伝えします。
また試験終了後は懇親会も行いますので、是非ワインラバーの方の参加をお待ちしています!!
申し込みはこちら👉https://www.winekentei.com/
講師:大阪会場 川見綾子
J.S.A. ワイン検定シルバークラス勉強会(Vol.2)
第2回 ワイン検定シルバークラスの勉強会を開催します!
第2回では、ドイツ、オーストリア、スペイン、ポルトガルを予定しています。試験までにまだ日にちがあるので、軽くウォーミングアップ程度に概要を一緒にお勉強したいと考えています。
オンラインで開催ですので、お気軽にご参加頂けると幸いです。もちろん、参加費は無料です。
日程
第2回:2022年8月3日(水)19:00~21:00
代わりに・・・勉強会に満足して頂いた方はブログをフォローしてもらえると、とても喜びます(^ ^)
参加希望の方はDMくださいませ。
aya.and.wine@winebigsmile.com
一日でブドウの葉が全て消えた衝撃事件
ベランダで愛情たっぷりで育てるブドウ。
4月に苗をネットで購入し、無事に開花→結実→ヴェレゾン(色づき)とスクスク成長してくれてました。
先週金曜までは・・・
土曜の朝、ベランダを見ると衝撃な風景が( ; ; )
なんと、葉が全てきれいになくなっていたのです。
しかも、鉢や周辺に落ちた葉はなし。
なんてこった・・・
元気にスクスク育っていた頃のブドウがこちら↓

土曜の朝の衝撃風景がこちら↓

奇妙なことに、鉢の周りに落ちた葉はなし。
代わりに、2日前朝から葉の下に一匹の幼虫と鉢周辺に散らばる「1,2mほどの黒いもの」がありました。
葉だけ誰かにイタズラされたとも考え難く、きっと葉の好きな幼虫に一日で食い尽くされたか・・・(マジか!?)
そして、鉢を見てみると土の上に2〜3㎝ほどの幼虫が一匹、落ちていました・・・
君が犯人か!?( *`ω´)
犯人の幼虫を取り除き、害虫対策の薬を撒いて、葉が再度定着してくれるように、余計な枝を取り除いてみました。
なお、購入した苗が接木かどうか不明だったので、一応フィロキセラも疑って根も見てみましたが、それらしきものは見つかりませんでした。
あとは無事に実が成長を続けてくれることを祈ります^_^
J.S.A. ワイン検定シルバークラス勉強会
2022年3月のブロンズ検定講師に続き、2022年11月にシルバー検定の講師をします!ドキドキ・・・
そこで!!
少し気が早いですが、軽〜く概要をご一緒に勉強できればと・・・オンライン勉強会を開催します!!
4月からワインスクールに通いWSET Level 3のお勉強をしています。加えて、なんとソムリエのサービス実技講座(受験しませんがソムリエ試験用サービス実技の講座)にも通って、ワイン漬けの毎日です。ということで、かなりパワーアップしたので、シルバー検定講師として良い状態に仕上がっております。
多くの方に気軽に参加していただきたいので、オンラインで開催予定です。もちろん、参加費は無料です。
日程
第1回:2022年7月6日(水)19:00~21:00
第2回:2022年8月予定(日時は決定次第、アップします)
代わりに・・・勉強会に満足して頂いた方はブログをフォローしてもらえると、とても喜びます(^ ^)
参加希望の方はDMくださいませ。
aya.and.wine@winebigsmile.com
ワイン用ブドウ栽培に再挑戦
3年前に苗を植えたブドウ(ピノ・ノワール)がなかなか、実になってくれないので、根を見てみると・・・枯死してしまっていました。
ブドウさん、ごめんなさい。。。
今度はカベルネ・ソーヴィニョンに挑戦。ネットで苗を注文し、鉢に植え替え完了。
実が収穫できるようになるまで2−3年かかります。
前回はブドウ栽培の知識ゼロで育てようとしましたが、今回はワインエキスパート受験(昨年に無事合格)と鋭意WSET Level 3受験のお勉強中で、多少は知識もついてきたので今度こそ収穫したい。。。
ワインと料理のペアリング-ボリュームを合わせる-

ワインと料理のペアリング第2回は、ワインと料理のボリュームについて。
ワインと料理の相性を合わせる方法は色々とありますが、最も合わせやすい一つとして
「ワインと料理のボリュームを合わせる」
というのがあります。ボリュームとはつまり質感で、ワインの質感と一口の料理の質感です。ワインのボリュームは、ずばりアルコール度数です。赤ワインの場合は、アルコール度数に加えてタンニンの量もボリュームに影響します。
今回合わせたワイン
J.Meyer Pino Noir 2020
・格付け:Q.b.A.ファルツ
・ブドウ:Pino Noir
・外観:縁が少しオレンジがかったルビー色
・香り:ラズベリーやブルーベリーの香り。紅茶のニュアンス
・味わい:酸味、タンニン、アルコールのバランスが取れており、非常に上品な味わい。
・酸味:中
・タンニン:少
・アルコール:13.5%
・ボリューム:ライト
・価格:1,380円
ドイツ・ファルツのピノノワール(シュペートブルグンダー)100%のワイン。
減農薬農法で作られたナチュラルワイン。細長い形のボトルでスクリューキャップ。
料理に合わせようと自宅近くのワインショップで購入しました。1,000円程度の値段には思えないほど、バランスの取れた上品な味わいが特徴のワイン。余韻も長く、あまりにも美味しいので、翌日に数本買い足してセラーに寝かせています。
今回合わせた料理
ローマ風カチャトーラ
一口大に切った鶏肉に小麦粉をうっすらまぶし、フライパンで少し焦げ目ができる程度に焼き、白ワインビネガーと野菜(セロリ、玉ねぎ)、オリーブで煮詰めました。白ワインビネガーの微かな酸味と、野菜と肉を煮詰めたコクが出て美味しくできました。
ペアリング効果
鶏肉を口に入れた後に、ワインを口に含むと、あっさりとした味わいの鶏肉と軽い赤ワインが口の中で絶妙に絡み合いました。決して料理かワインのどちらかが口の中で主張することなく、口中で調理された感じです。
また料理の微かな酸味とワインの酸味が口の中で調和される効果もあり、ベストマッチなペアリングでした。
同時に鶏肉に含まれる脂分をワインの酸味が流してくれて、味付けと共にあっさりと食べられました。
ワインと料理のペアリング -調和効果-
春が訪れて桜が咲く季節になると、ピンク色に連想されていつもロゼワインが飲みたくなります。今年もあちこちで桜が綺麗に咲いてきて、セラーで寝かせていたロゼに夕方のデパ地下で安く買ったお刺身を合わせてみました。
最終的には「好み」になってしまいますが、ワインと料理を合わせるポイントの一つとして
「ワインと料理の特徴を同じにする」
というのがあります。
特徴を合わせることで、ワインと料理が口中で料理され、香りや味わいが調和されることがあります。この理論に基づいて、ロゼと刺身をペアリングしてみました。
まずワインはこちら
Can Sumoi La Rosa 2018

ブドウはビオデナミ農法で栽培。無添加、濾過なしで醸造。またシュールリーを行なっています。これらがワインの外観にも表れていて、ショップの商品棚で、ワインの液中にオリが浮いていたのが衝撃的で迷わず即買いしました。
ワインについて
アペラシオン:DOペネデス
ブドウ:5 0%Sumoll、30%Parellada、20%Xarello
外観:淡いピンク色。グラスに注ぐと、発泡が少し残っています。
香り:最初にアカシアやスカズラなどの花のニュアンス、次に海や潮の香りを感じます。
味わい:程良い酸味と塩の風味が特徴的。心地良い苦味も感じられます。
・酸味:中
・苦味:中+
・塩味:中+
アルコール:11%
ボディ:ライトボディ
価格:2,000円くらい
そして合わせた料理がこちら
刺身(マグロ赤身・タイ・ハマチ)
小田原土産・鈴廣のかまぼこ
小田原土産・たたみいわし



ペアリング効果
刺身と醤油の塩味と、ワインの塩味が口中で調和して複雑な味わいになり、それぞれの美味しさが増しました。また、ハマチに関しては塩味の調和効果とは別に、魚の脂分をワインの酸味が流してくれる効果もあり、あっさりと頂けました。
かまぼこといわしはワインの塩味が調味料の代わりをしてくれて、素材の美味しさを引き立てくれました。
こんな感じで、ワインと料理の相性を合わせると、料理もワインも美味しくなります。さらにペアリングを考えるのも楽しい時間になります。
「テイスティング」「チーズとの相性」
練習問題も最後まできました。合格目指してあと少し頑張ってくださいね(^-^)
問題1
ワインテイスティングの用語において、「第1アロマ」を表すものを選んでください。
(1)原料ブドウに由来する香り
(2)木樽内、瓶内での熟成中に現れる香り
(3)発酵段階で生まれる香り
問題2
ワインテイスティングの用語において、ワインを口に含んだ第一印象を表す用語を選んでください。
(1)酸味
(2)アタック
(3)フレーバー
(4)ボディ
問題3
シェーブルタイプのチーズの説明として正しいものを選んでください。
(1)山羊の乳から造られるチーズで爽やかな酸味があるが、熟成するにつれてコクが出て風味が強くなる
(2)熟成中に発育する青カビの繁殖による模様と香りが特徴。塩分含有量高め。
(3)表面が白カビに覆われているタイプで、クリーミーでマイルド、バターのようなコクがある
では最後の答え合わせをしてみましょう!
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問題1回答
(1)原料ブドウに由来する香り
問題2回答
(2)アタック
ワインの強弱を見ます。
問題3回答
(1)山羊の乳から造られるチーズで爽やかな酸味があるが、熟成するにつれてコクが出て風味が強くなる




