ワイン検定シルバークラスが近づいてきました。ブロンズクラスは年に2回あ… 続き
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ワイン検定シルバークラスの講師します!
ワイン検定シルバークラスが近づいてきました。
ブロンズクラスは年に2回ありますが、シルバークラスは年に1回のワンチャンスです!今年は10月27日が申し込みの締め切りなので、ブロンズを合格された方は是非次のステップにチャレンジしてみてください。
シルバークラスではレストランやワインショップでソムリエに相談したりアドバイスをもらいながら、好みのワインを選んでいくための知識を習得します。
一つ下のブロンズクラスに比べるとテキストの内容も難しくなり暗記量も増えますが、合格すれば飲食店でワイン選びがスマートにできるようになります。
試験当日に2時間の講習があり、その後に試験をします。当日の講習だけではワインの魅力を全てお伝えできないので、事前にオンライン勉強会を予定しています。もちろん無料です。
WSET Level 3の試験を終えてさらにパワーアップした講師がテキストの範囲を超えてワインの魅力をたっぷりお伝えします。
また試験終了後は懇親会も行いますので、是非ワインラバーの方の参加をお待ちしています!!
申し込みはこちら👉https://www.winekentei.com/
講師:大阪会場 川見綾子
一日でブドウの葉が全て消えた衝撃事件
ベランダで愛情たっぷりで育てるブドウ。
4月に苗をネットで購入し、無事に開花→結実→ヴェレゾン(色づき)とスクスク成長してくれてました。
先週金曜までは・・・
土曜の朝、ベランダを見ると衝撃な風景が( ; ; )
なんと、葉が全てきれいになくなっていたのです。
しかも、鉢や周辺に落ちた葉はなし。
なんてこった・・・
元気にスクスク育っていた頃のブドウがこちら↓

土曜の朝の衝撃風景がこちら↓

奇妙なことに、鉢の周りに落ちた葉はなし。
代わりに、2日前朝から葉の下に一匹の幼虫と鉢周辺に散らばる「1,2mほどの黒いもの」がありました。
葉だけ誰かにイタズラされたとも考え難く、きっと葉の好きな幼虫に一日で食い尽くされたか・・・(マジか!?)
そして、鉢を見てみると土の上に2〜3㎝ほどの幼虫が一匹、落ちていました・・・
君が犯人か!?( *`ω´)
犯人の幼虫を取り除き、害虫対策の薬を撒いて、葉が再度定着してくれるように、余計な枝を取り除いてみました。
なお、購入した苗が接木かどうか不明だったので、一応フィロキセラも疑って根も見てみましたが、それらしきものは見つかりませんでした。
あとは無事に実が成長を続けてくれることを祈ります^_^
J.S.A. ワイン検定シルバークラス勉強会
2022年3月のブロンズ検定講師に続き、2022年11月にシルバー検定の講師をします!ドキドキ・・・
そこで!!
少し気が早いですが、軽〜く概要をご一緒に勉強できればと・・・オンライン勉強会を開催します!!
4月からワインスクールに通いWSET Level 3のお勉強をしています。加えて、なんとソムリエのサービス実技講座(受験しませんがソムリエ試験用サービス実技の講座)にも通って、ワイン漬けの毎日です。ということで、かなりパワーアップしたので、シルバー検定講師として良い状態に仕上がっております。
多くの方に気軽に参加していただきたいので、オンラインで開催予定です。もちろん、参加費は無料です。
日程
第1回:2022年7月6日(水)19:00~21:00
第2回:2022年8月予定(日時は決定次第、アップします)
代わりに・・・勉強会に満足して頂いた方はブログをフォローしてもらえると、とても喜びます(^ ^)
参加希望の方はDMくださいませ。
aya.and.wine@winebigsmile.com
ワイン用ブドウ栽培に再挑戦
3年前に苗を植えたブドウ(ピノ・ノワール)がなかなか、実になってくれないので、根を見てみると・・・枯死してしまっていました。
ブドウさん、ごめんなさい。。。
今度はカベルネ・ソーヴィニョンに挑戦。ネットで苗を注文し、鉢に植え替え完了。
実が収穫できるようになるまで2−3年かかります。
前回はブドウ栽培の知識ゼロで育てようとしましたが、今回はワインエキスパート受験(昨年に無事合格)と鋭意WSET Level 3受験のお勉強中で、多少は知識もついてきたので今度こそ収穫したい。。。
ワインと料理のペアリング-ボリュームを合わせる-

ワインと料理のペアリング第2回は、ワインと料理のボリュームについて。
ワインと料理の相性を合わせる方法は色々とありますが、最も合わせやすい一つとして
「ワインと料理のボリュームを合わせる」
というのがあります。ボリュームとはつまり質感で、ワインの質感と一口の料理の質感です。ワインのボリュームは、ずばりアルコール度数です。赤ワインの場合は、アルコール度数に加えてタンニンの量もボリュームに影響します。
今回合わせたワイン
J.Meyer Pino Noir 2020
・格付け:Q.b.A.ファルツ
・ブドウ:Pino Noir
・外観:縁が少しオレンジがかったルビー色
・香り:ラズベリーやブルーベリーの香り。紅茶のニュアンス
・味わい:酸味、タンニン、アルコールのバランスが取れており、非常に上品な味わい。
・酸味:中
・タンニン:少
・アルコール:13.5%
・ボリューム:ライト
・価格:1,380円
ドイツ・ファルツのピノノワール(シュペートブルグンダー)100%のワイン。
減農薬農法で作られたナチュラルワイン。細長い形のボトルでスクリューキャップ。
料理に合わせようと自宅近くのワインショップで購入しました。1,000円程度の値段には思えないほど、バランスの取れた上品な味わいが特徴のワイン。余韻も長く、あまりにも美味しいので、翌日に数本買い足してセラーに寝かせています。
今回合わせた料理
ローマ風カチャトーラ
一口大に切った鶏肉に小麦粉をうっすらまぶし、フライパンで少し焦げ目ができる程度に焼き、白ワインビネガーと野菜(セロリ、玉ねぎ)、オリーブで煮詰めました。白ワインビネガーの微かな酸味と、野菜と肉を煮詰めたコクが出て美味しくできました。
ペアリング効果
鶏肉を口に入れた後に、ワインを口に含むと、あっさりとした味わいの鶏肉と軽い赤ワインが口の中で絶妙に絡み合いました。決して料理かワインのどちらかが口の中で主張することなく、口中で調理された感じです。
また料理の微かな酸味とワインの酸味が口の中で調和される効果もあり、ベストマッチなペアリングでした。
同時に鶏肉に含まれる脂分をワインの酸味が流してくれて、味付けと共にあっさりと食べられました。
ワインと料理のペアリング -調和効果-
春が訪れて桜が咲く季節になると、ピンク色に連想されていつもロゼワインが飲みたくなります。今年もあちこちで桜が綺麗に咲いてきて、セラーで寝かせていたロゼに夕方のデパ地下で安く買ったお刺身を合わせてみました。
最終的には「好み」になってしまいますが、ワインと料理を合わせるポイントの一つとして
「ワインと料理の特徴を同じにする」
というのがあります。
特徴を合わせることで、ワインと料理が口中で料理され、香りや味わいが調和されることがあります。この理論に基づいて、ロゼと刺身をペアリングしてみました。
まずワインはこちら
Can Sumoi La Rosa 2018

ブドウはビオデナミ農法で栽培。無添加、濾過なしで醸造。またシュールリーを行なっています。これらがワインの外観にも表れていて、ショップの商品棚で、ワインの液中にオリが浮いていたのが衝撃的で迷わず即買いしました。
ワインについて
アペラシオン:DOペネデス
ブドウ:5 0%Sumoll、30%Parellada、20%Xarello
外観:淡いピンク色。グラスに注ぐと、発泡が少し残っています。
香り:最初にアカシアやスカズラなどの花のニュアンス、次に海や潮の香りを感じます。
味わい:程良い酸味と塩の風味が特徴的。心地良い苦味も感じられます。
・酸味:中
・苦味:中+
・塩味:中+
アルコール:11%
ボディ:ライトボディ
価格:2,000円くらい
そして合わせた料理がこちら
刺身(マグロ赤身・タイ・ハマチ)
小田原土産・鈴廣のかまぼこ
小田原土産・たたみいわし



ペアリング効果
刺身と醤油の塩味と、ワインの塩味が口中で調和して複雑な味わいになり、それぞれの美味しさが増しました。また、ハマチに関しては塩味の調和効果とは別に、魚の脂分をワインの酸味が流してくれる効果もあり、あっさりと頂けました。
かまぼこといわしはワインの塩味が調味料の代わりをしてくれて、素材の美味しさを引き立てくれました。
こんな感じで、ワインと料理の相性を合わせると、料理もワインも美味しくなります。さらにペアリングを考えるのも楽しい時間になります。
「テイスティング」「チーズとの相性」
練習問題も最後まできました。合格目指してあと少し頑張ってくださいね(^-^)
問題1
ワインテイスティングの用語において、「第1アロマ」を表すものを選んでください。
(1)原料ブドウに由来する香り
(2)木樽内、瓶内での熟成中に現れる香り
(3)発酵段階で生まれる香り
問題2
ワインテイスティングの用語において、ワインを口に含んだ第一印象を表す用語を選んでください。
(1)酸味
(2)アタック
(3)フレーバー
(4)ボディ
問題3
シェーブルタイプのチーズの説明として正しいものを選んでください。
(1)山羊の乳から造られるチーズで爽やかな酸味があるが、熟成するにつれてコクが出て風味が強くなる
(2)熟成中に発育する青カビの繁殖による模様と香りが特徴。塩分含有量高め。
(3)表面が白カビに覆われているタイプで、クリーミーでマイルド、バターのようなコクがある
では最後の答え合わせをしてみましょう!
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問題1回答
(1)原料ブドウに由来する香り
問題2回答
(2)アタック
ワインの強弱を見ます。
問題3回答
(1)山羊の乳から造られるチーズで爽やかな酸味があるが、熟成するにつれてコクが出て風味が強くなる
「ワインの抜栓」「グラスの選び方」「ワインの保存」
練習問題は終わりが見えてきました。あと少し、頑張りましょう!!
問題1
スパークリングワインの抜栓の説明として正しいものを選んでください。
(1)スパークリングワインの温度が極端に低いと、栓を開けた瞬間に泡が吹き出すので抜栓前は冷やし過ぎない方が良い
(2)できる限り音を立てて抜栓するのがマナーである
(3)抜栓前はよく冷やし、ボトルを静かに取り扱うことが望ましい
問題2
抜栓後にワインが空気に触れることから得られる効果として、正しいものを全て選んでください。
(1)香りの幅が広がり、複雑さが増す
(2)フレッシュ感が際立ち、シャープな味わいになる
(3)渋みが和らぎ、ふくよかな味わいになる
(4)苦味、渋みが強く感じられる
問題3
ワインの保存に適した条件として正しいものを選んでください。
(1)12-15℃と温度が安定した場所
(2)湿度が低く乾燥した場所
(3)ワインが見えるように光が当たる明るい場所
(4)どんな条件で保存してもワインの質に影響しない
では下記で答え合わせをしましょう。
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問題1回答
(3)抜栓前はよく冷やし、ボトルを静かに取り扱うことが望ましい
問題2回答
(1)香りの幅が広がり、複雑さが増す
(3)渋みが和らぎ、ふくよかな味わいになる
問題3回答
(1)12-15℃と温度が安定した場所
ワインの保存に理想的なのは「ワインセラー」ですが、ワインセラーがない場合は温度、湿度などに注意して保存しましょう。
「ワインの楽しみ方」
問題1
タンニンが強め、アルコール度数高め、濃厚な味わいで濃縮感があるワインのボディの種類を選んでください。
(1)ライトボディ
(2)ミディアムボディ
(3)フルボディ
問題2
ワインの温度を上げることによる効果として正しいものを全て選んでください。
(1)フレッシュ感が際立つ
(2)苦味、渋みがより快適な印象となる
(3)苦味、渋みが強く感じられる
(4)酸味が柔らかくなる
問題3
フルボディの赤ワインに適する基本的な温度の目安を選んでください。
(1)5〜7℃
(2)7〜13℃
(3)13〜16℃
(4)16〜20℃
さて、答え合わせをしましょう。
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問題1回答
(3)フルボディ
問題2回答
(2)苦味、渋みがより快適な印象となる
(4)酸味が柔らかくなる
問題3回答
(4)16〜20℃
白、赤、スパークリングいずれも上質なものになる程飲用に適する温度は高くなります。
「ラベルを読む」
問題1
フランス・ブルゴーニュワインのラベルに表示されている”Mis en bouteille au Domaine”の意味として正しいものを選んでください。
(1)ブドウ畑を持つ生産者がワインの生産からボトル詰めまで行っている
(2)ブルゴーニュ地方でブドウ栽培からボトル詰めまで行われている
(3)ワイン販売者がボトル詰めを行っている
(4)ブドウ畑は持たない生産者が醸造とボトル詰めを行っている
問題2
フランスの原産地統制呼称として正しいものを選んでください。
(1)D.O.C
(2)A.C.C
(3)A.O.C
(4)O.A.C
問題3
シャンパーニュのBrutの表示が表すものとして正しいものを選んでください。
(1)糖分量3g/ℓ未満、極辛口
(2)糖分量6g/ℓ以下、極辛口
(3)糖分量12/ℓ未満、辛口
(4)糖分量50/ℓ超、極甘口
それでは解答を確認しましょう
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問題1回答
(1)ブドウ畑をもつ生産者がワインの生産からボトル詰めまで行っている
問題2回答
(3)A.O.C
Appellation d’Origine Contrôléeの略で、ワインの品質を守るための制度で一定以上の高品質なワインに付けられる。
問題3回答
(3)糖分量12/ℓ未満、辛口




